2020/08/14 18:00更新
マンション大規模改修工事でコロナ対策

ヘルメット着用型のフェイスシールド


 (株)東急コミュニティーは13日、夏場の大規模改修工事に向けた新型コロナウイルス対策と熱中症対策の内容を公表した。同社は、年間約200件のマンション大規模改修工事を受注・実施しており、ユーザーが住む中での工事という特性があるため、コロナ対策を徹底する。


 作業員はヘルメット着用型のフェイスシールドを装着するほか、共用部の手すりやドアノブなど作業員が手に触れる部分へのウイルス低減・活動抑制フィルムの添付なども実施。協力会社を含む工事関係者への安全教育ではITを活用して非集合・非接触型の教育研修を行なっていく。


 共用部のドアノブに触れずに開閉できるハンズフリーオープナーや、カードキーによる非接触型のエントランス機器など、感染防止対策につながる設備の設置も提案していく。


 主に作業員を対象とする熱中症対策では、通気性のよいヘルメットや涼感素材を使ったマウスカバーを導入する。



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