2020/09/25 18:00更新
野村不、3プロジェクトがZEH-M実証・支援事業に

 野村不動産(株)は25日、経済産業省の「超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」および、環境省の「高層ZEH-M支援事業」に同社のプロジェクトが採択されたと発表した。


 「超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」には「プラウドタワー亀戸クロス ゲートタワー」(東京都江東区、総戸数934戸〈ゲートタワー:452戸〉)が採択された。同物件は、JR総武線「亀戸」駅徒歩2分。敷地面積2万2,989平方メートル。建物は延床面積9万6,776平方メートル〈同:4万2,393平方メートル〉)の地上25階地下2階建て。


 「高層ZEH-M支援事業」には2物件(「(仮称)神楽坂袋町計画」、「(仮称)武蔵浦和駅前計画」)が採択。「(仮称)神楽坂袋町計画」(東京都新宿区、総戸数75戸)は、都営大江戸線「牛込神楽坂」駅徒歩3分など5線3駅の利用が可能。敷地面積は2,841平方メートル。建物は延床面積9,888平方メートル、地上5階地下1階建ての物件。「(仮称)武蔵浦和駅前計画」(さいたま市南区、総戸数277戸)はJR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅徒歩1分。敷地面積は5,986平方メートル。建物は延床面積3万7,615平方メートル(店舗・事務所等含む)、地上19階地下1階建て。


 今回採択された3プロジェクトには、ZEH-Mの省エネ性能を実現するため、「床快full(ゆかいふる)」を採用。同システムは、二重床を冷暖房に利用して住戸全体にエアコンの風を送ることで24時間365日、住戸全体を快適に保つもので、ヒートショックや熱中症のリスクを軽減する等、健康維持に寄与する。また、外出時には通常より設定温度を緩和したモードでの運転を併用することで、省エネで快適性を維持し、エネルギー効率を高めた暮らしを実現する。



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