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木造住宅高遮音床を開発、賃貸住宅に標準化/三井ホーム

2017/01/20 18:00更新
「Mute50」断面図
「Mute50」断面図
「Mute50」断面図

「Mute50」断面図


 三井ホーム(株)は19日、木造住宅高遮音床仕様「Mute50」を開発し、賃貸住宅への標準化を開始した。


 「Mute50」は、重量衝撃音(LH)、軽量衝撃音(LL)を一般的な鉄骨住宅の床遮音仕様(ALC厚100mm)と比べ、約3分の1に軽減。木造でありながら、遮音性能に優れるとされるスラブ厚270mm相当の鉄筋コンクリート造に匹敵する上下階遮音性能を実現した。また、制震ゴムとスプリングの組み合わせにより過度の沈み込みを防ぎ、快適な歩行感があることから、高齢者施設や文教施設などにも幅広く活用できる。


 同社は、「Mute50」を全賃貸住宅(メゾネット型賃貸住宅は除く)に標準採用し、音環境の大幅な改善と優良なストックの拡大に努めていく。