三井不動産(株)は1日、春の火災予防運動週間(3月1〜7日)に合わせ、日本橋消防署・地域消防団と連携して、テナント参加型防災訓練を実施した。
震度5強の地震の発生に伴い「室町東三井ビルディング(COREDO室町1)」にて火災が起きたとの想定で、ビルの自衛消防隊による初期消火、避難誘導、逃げ遅れた人のはしご車による救助などの訓練を行なった。
また、COREDO室町に隣接する交流広場「福徳の森」では、寄進者による地震体験や煙体験ハウスによる脱出体験、疑似消化器による消火訓練なども行なわれ、COREDO室町の買い物客も含めて多くの人が体験・見学に訪れた。
1日消防署長の委嘱を受けた同社執行役員ビルディング本部副本部長の宮田 歩氏は、「町会、消防団、従業員、居住者も含めた共助を促進する防災訓練が実施できて大変感謝している」と述べた。