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不動産関連ニュース

新築戸建ての成約価格、前月比4ヵ月ぶり上昇

2017/04/28 18:00更新

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2017年2月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格・成約価格のデータを公表した。対象は、登録物件は新築戸建て9,244件、既存マンション951件、成約物件は新築戸建て2,327件、既存マンション851件。


 新築戸建ての登録価格は首都圏平均で1戸当たり3,453万円(前月比1.5%上昇)。前年同月比では変動なし。


 成約価格は3,412万円(同1.2%上昇)と4ヵ月ぶりのプラス。東京23区は前月比下落となったものの、他のエリアがすべて上昇したため。前年同月比は1.6%上昇し17ヵ月連続のプラス。


 1戸当たりの価格指数は、登録物件が98.9(同1.5ポイント上昇)、成約物件が96.4(同1.1ポイント上昇)となったが、成約物件の指数は3ヵ月連続で登録物件を下回った。


 一方、既存マンションの登録価格は1戸当たり2,570万円(同4.7%下落)で、4ヵ月ぶりのマイナスに。前年同月比では変動がなく、5ヵ月連続のマイナスが止まった。


 成約価格は2,683万円(同2.6%下落)で3ヵ月ぶりのマイナス。前年同月比では11.8%上昇し12ヵ月連続のプラスとなった。


 1戸当たりの価格指数は、登録価格120.4(同5.9ポイント下落)、成約物件134.7(同3.6ポイント下落)と、成約物件の価格指数が登録物件を大きく上回っている。