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16年度の住宅着工、貸家大幅増で97万戸台に

2017/04/28 18:00更新

 国土交通省は28日、平成28年度(2016年)および29(17)年3月の建築着工統計調査を発表した。


 同年度の新設住宅着工戸数は97万4,137戸(前年度比5.8%増)と、2年連続の増加。新設着工床面積も7,870万5,000平方メートル(同4.1%増)と、2年連続の増加となった。


 利用関係別では、持家が29万1,783戸(同2.6%増)、貸家が42万7,275戸(同11.4%増)、分譲住宅が24万9,286戸(同1.1%増)といずれも2年連続の増加。分譲住宅のうちマンションは11万2,354戸(同5.1%減)と2年ぶりの減少、一戸建て住宅は13万4,700戸(同6.7%増)と、2年連続の増加となった。


 一方、3月の新設住宅着工戸数は7万5,887戸(前年同月比0.2%増)と、2ヵ月ぶりの増加。新設住宅着工床面積は603万1,000平方メートル(同2.0%減)で、2ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は98万4,000戸(前月比4.7%増)となった。


 利用関係別では、持家が2万1,468戸(前年同月比3.6%減)と、2ヵ月ぶりの減少。貸家は3万3,937戸(同11.0%増)と17ヵ月連続の増加。分譲住宅は1万9,727戸(同10.8%減)と、2ヵ月連続の減少に。うちマンションは8,549戸(同24.3%減)、一戸建て住宅は1万1,041戸(同3.4%増)となった。