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不動産関連ニュース

レオパレス、都心の賃貸物件を小口化販売

2017/10/23 18:00更新

「LOVIE 文京音羽」外観


 (株)レオパレス21は20日、国土交通省・金融庁から不動産特定共同事業者としての許可を取得。不動産特定共同事業商品として、東京都の中心エリアにある賃貸物件「LOVIE」シリーズの募集を開始した。


 同商品は、運用期間中に物件から得られる収入を、出資した口数に応じて定期的に分配。運用終了時には対象不動産を売却し、その収益を分配する。「任意組合型」のスキームを採用。出資した口数に応じて対象不動産の持ち分を保有することで、実物不動産と同様に相続税の節税効果も期待できる商品として提案する。


 今回は、竣工済みの「LOVIE 文京音羽」(東京都文京区、総戸数33戸)および「LOVIE 麻布十番」(東京都港区、総戸数29戸)の2物件で1つの組合を組成。募集総額は24億6,000万円、募集総口数は、1口100万円単位で2,460口。最低出資額は500万円(5口)、運用期間は15年、収益分配金は年2回。


 「LOVIE 文京音羽」は2017年2月竣工。東京メトロ「江戸川橋」駅徒歩6分に立地。鉄筋コンクリート造地上12階建て。間取り1K〜1LDK(専有面積26.15〜43.38平方メートル)、入居募集賃料9万3,900〜15万1,000円。


 「LOVIE 麻布十番」は17年7月竣工。東京メトロ「麻布十番」駅徒歩10分に立地。鉄筋コンクリート造地上11階建て。間取り1R〜2LDK(専有面積25.51〜50.91平方メートル)、入居募集賃料は14万1,000〜28万円。賃貸物件初となるエントランスのロックを顔認証で開錠できるシステムを導入している。


 同社は現在、銀座東に不動産特定共同事業商品の同シリーズの建築を進めており、18年1月末の竣工を予定。同物件は住宅のIoT化を実現する「Leo Remocon」、「Leo Lock」、「エントランス顔認証システム」を搭載する予定。