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不動産関連ニュース

京急、神大・川崎市とまちづくりで協定

2018/06/20 18:00更新

 京浜急行電鉄(株)はこのほど、神奈川大学および川崎市と、鉄道や駅を中心としたまちの活性化などを目的に協定を締結した。


 川崎の南部エリアは、京浜工業地帯の発展により労働者が大量に流入、まちが形成されてきた。特に京急線「京急川崎」駅周辺には、飲食・興業・宿泊などを中心とした都市機能が集積している。また「京急川崎」駅と工業地帯を結ぶ京急大師線沿線では、大型マンションの建設が進んでおり、かつての労働者の輸送を担うという目的が転換されつつある。


 今回の協定締結により、京急電鉄と神奈川大学は、川崎市内の京急線沿線における多世代が交流し持続するまちづくりを目指し、沿線調査やまちづくりに関する研究などを進めていく。沿線財産の有効活用や沿線活性化の検討も進める予定。


 協定の有効期間は6月15日から2021年3月31日まで。