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不動産関連ニュース

「Hareza池袋」ホール棟が竣工

2019/05/24 18:00更新









「東京建物Brillia HALL」




1,300席の多目的ホール



 東京建物(株)と(株)サンケイビルは24日、4月26日に竣工した「Hareza池袋」(東京都豊島区)ホール棟内「東京建物Brillia HALL(ブリリアホール)」を公開した。


 「Hareza池袋」は、両社が豊島区と共に豊島区庁舎跡地および豊島公会堂跡地で進めている大規模再開発プロジェクト。2社が共同事業「(仮称)豊島プロジェクト)として開発する「オフィス棟Hareza Tower」(旧本庁舎)および「ホール棟」(旧公会堂)、豊島区が整備する「新区民センター」「中池袋公園」で構成される。


 「東京建物Brillia HALL」は、ホール棟2~8階(豊島区の区分所有)に位置する1,300席の多目的ホール。同区が管理・運営を行ない、2019年11月のオープン後は宝塚歌劇、歌舞伎等の公演を予定している。なお、同施設の正式名称は「豊島区立芸術文化劇場」で、東京建物が19年5月1日より10年間のネーミングライツを取得している。


 ホール棟は、敷地面積2,983平方メートル、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造・一部鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建て。他に(株)ポニーキャニオン運営の未来型ライブ劇場「harevutai(ハレブタイ)」、(株)ドワンゴ運営の「サテライトスタジオ」、中池袋公園に面した階段を利用した劇場空間「パークプラザ」など4つの劇場空間を擁する。


 なお、両社は(一社)Hareza池袋エリアマネジメントを設立し、中池袋公園の指定管理業務を受託。今後豊島区と連携し、池袋エリア全体の賑わい創出に向けてイベント等の企画を行なっていく。全体のグランドオープンは20年7月の予定。


 内覧会で、東京建物代表取締役社長執行役員の野村 均氏は、「来年の完成後、ビジネス、文化、にぎわいの発信拠点として成長していくことを多いに期待している。池袋エリアにおける今後の開発の起爆剤となるべくHareza池袋を盛り上げていきたい」などと抱負を述べた。
 サンケイビル代表取締役社長の飯島一暢氏は、「メディアグループに属する不動産会社として、さまざまなメディアを活用し、世界に向け“池袋”や“日本”の情報発信をする役割を担っていければ」などと話した。



「Hareza池袋」ホール棟外観