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不動産関連ニュース

業務領域の拡大を/都鑑定協が新年会

2020/01/27 18:00更新

「業務領域の拡大を目指す」と話す佐藤会長


 (公社)東京都不動産鑑定士協会は24日、新年賀詞交歓会を開催した。


 同会会長の佐藤 麗司朗氏は、「われわれは住家被害認定調査を手掛けているが、今後発生する可能性のある災害に向けて、支援事業を強化していく。改正民法による配偶者居住権の新設や、国会での審議が予定されている改正土地基本法にも示されている所有者不明土地、管理不全土地、空き家への対応などを踏まえ、新たなニーズへ対応できるよう、業務領域を拡大していきたい」と述べた。具体的には、(1)他士業との連携に基づく業務の拡充、(2)協会事業の再構築、(3)未来の担い手の育成に注力していくとした。また、(3)に関連する新たな取り組みとして、新年会の会場入り口に就職相談コーナーを設置。資格取得支援する予備校「TAC」「LEC」の不動産鑑定士受験コースの受講生を招き、新年会に協賛した企業の不動産鑑定士が応じた。


 来賓には、東京都知事の小池 百合子氏や国土交通省土地・建設産業局次長の松原明紀氏をはじめ、多くの国土交通省や東京都、業界団体の役員等が参加。公式キャラクター「アプレイざるちゃん」「コンさるくん」の歌とダンスや和太鼓演奏、歌劇団のショーなども行ない、盛会となった。



新年会の会場入り口には、就職相談向けスペースを設置。不動産鑑定士を目指す予備校生を招待した