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不動産関連ニュース

地域密着型防災イベントを開催/大東建託

2020/02/14 18:00更新









携帯おにぎりやアルファ米、長期保存可能なパン等の試食コーナー




救難用ゴムボートでの疑似体験



 大東建託(株)は14日、同社多摩支店(東京都日野市)にて、地域密着型防災イベントを開催した。


 2018年4月より、賃貸住宅における防災意識向上を目的に、防災を意識した賃貸住宅商品の開発や、地域住民参加型のワークショップなどを行なう“防災&暮らし研究室”「ぼ・く・ラボ」の活動を展開している。同研究室では、各種支援物資や給電設備等を配備し、災害発生時に地域住民同士がお互いを助け合う「共助」の場となるよう、支店事務所の防災拠点化とする「ぼ・く・ラボステーション」を推進。現在、9事業所(仙台南、川崎、久留米、福山、芦屋、浜松、新潟西、刈谷、札幌東)を防災拠点化しており、多摩支店は10番目の防災拠点となる。防災イベントは、「ぼ・く・ラボ」の取り組みの一環として行なった。


 同イベントでは、携帯おにぎりやアルファ米、長期保存(3年)のできるパンの試食を実施。簡易トイレ、ボディタオル、エアマット、カセットコンロ、保存水(約240リットル)等の備蓄品も紹介した。停電時に手動で飲料を取り出せる自動販売機の体験コーナーも設置。近隣住民や同社賃貸物件のオーナー等が手回し発電を行なった。
 店頭では、電気自動車による給電を実演。自力で避難できない人を運ぶとき、道が狭くて物を運べないときなどに利用できるリヤカー、河川氾濫時に役立つ救難用ゴムボートも展示した。


 22年までに、36事業所の防災拠点化を目指し、防災イベント等で近隣住民や同社物件の入居者、オーナーに防災意識向上を図っていく。











レバーを70回ほど回すと充電でき、停電時でも飲料を取り出すことが可能。スマホの充電にも利用できる




使い捨てのエアマットと防寒・防風アルミシート