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三菱地所、平成13年3月期業績予測を上方修正

 三菱地所(株)は15日、平成13年3月期の業績予想を修正、発表した。

1.平成13年3月期の連結業績予測の修正
 売上高は前回予想の6,200億円を6,310億円(110億円増)に、経常利益は同400億円を435億円(35億円増)に、当期純利益を130億円から195億円(65億円増)に各々上方修正。
 主な理由として、経常利益では、連結子会社のロックフェラーグループ社、三菱地所住宅販売(株)などの業績が見込みを上回ったこと、当期純利益では(株)横浜ロイヤルパークホテルの当期純利益の増加や、子会社取引の消去など連結調整の変動によるものとしている。

2.平成13年3月期の単体業績予想の修正
 売上高は前回予想の3,855億円を3,900億円(45億円増)に、経常利益は同220億円を205億円(15億円減)に、当期純利益を55億円から65億円(10億円増)に修正。
 経常利益減少の主な理由としては、有価証券の売却損、ゴルフ会員権の評価損などによる営業外損益の悪化を、当期純利益の増加理由としては、固定資産売却益の増加による特別利益の増加および固定資産除去関連損の減少などによる特別損失の減少を挙げている。


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