定期借地権普及促進協議会は17日、平成12年1月~12月分の「全国定期借地権付住宅供給実績調査」の結果を発表した。
平成12年に供給された定期借地権付住宅は5,261戸で2年連続で過去最高を更新、平成12年12月末までに全国で供給された累計戸数は一戸建て20,255戸、マンションが9,508戸の計29,763戸となった。
距離では、首都圏の一戸建て住宅の場合、都心から40キロ圏内の近郊で72%が供給されており、所有権一戸建て住宅に比べ、より都心に近い場所で供給されている。
また価格面では保証金が平均約693万円、月額地代が平均約2.8万円、住宅価格が平均約2,489万円となっており、定期借地権付住宅購入の初期資金は、同一規模の所有権住宅と比較すると63%と4割近く安くなっている。