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アットホーム、首都圏における4月の賃貸物件市場動向

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が24日に発表した、首都圏における4月の賃貸物件の市場動向は以下の通り。

 同社への物件登録数は、居住者用は37,147件で前年同月比2.5%増と前年同月比は3ヵ月ぶりにプラスとなり、事業用は6,910件で同24.3%増と同じく2ヵ月連続のプラスとなった。
 1平方メートルあたりの登録賃料の首都圏平均は、マンションでは2,430円(前月比0.8%上昇、前年同月比▲0.8%)、アパートでは前月と変わらず2,000円(前年同月比▲1.0%)。1戸あたりの登録賃料の首都圏平均は、マンションが11.13万円(前月比0.8%上昇、前年同月比0.9%上昇)、アパートが6.95万円(前月比2.7%上昇、前年同月比1.3%上昇)となった。
 居住用物件の成約数は12,928件(前年同月比▲4.6%)で2ヵ月連続して前年同月比が減少しているが、東京23区、川崎市、埼玉県、千葉県のマンションや、横浜市、川崎市、神奈川県下、千葉県のアパートでは増加している。
 また物件成約賃料は、1平方メートルあたりの首都圏平均は、マンションでは2,520円(前年同月比1.6%上昇)、アパートでは2,120円(前年同月比▲1.9%)。1戸あたりの成約賃料の首都圏平均は、マンションが10.16万円(前年同月比2.5%上昇)、アパートが6.69万円(前年同月比0.6%上昇)となった。


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