国土交通省は5日、建設活動の円滑な実施を図ることを目的に毎月行なっている「主要建設資材月別需要予測」の7月分について、以下の通り発表した。
【セメント、生コンクリート】
公共工事、民間建築着工ともに低調であることから、セメントの需要量は580万トン(前年同月比▲4.7%、3ヵ月連続のマイナス)、生コンクリートの需要量は1,230万立方メートル(前年同月比▲4.8%、10ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【木材】
持家着工は依然低調に推移し、需要量は145万立方メートル(前年同月比▲3.0%、20ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼】
民間非居住建築物の着工状況はほとんどが前年を下回って推移し、いずれも減少。普通鋼鋼材は225万トン(前年同月比▲2.5%、再びマイナス)、形鋼は56万トン(前年同月比▲1.6%、3ヵ月振りのマイナス)、小形棒鋼91万トン(前年同月比▲2.3%、2ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【アスファルト】
公共投資低迷の影響を受け、25万5千トン(前年同月比▲1.7%、2ヵ月連続のマイナス)と予測される。