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全国賃貸住宅経営協会、「賃貸住宅品質表示推進運動」を発表

 (社)全国賃貸住宅経営協会(会長:武智虎義)は、「より快適で、良質な賃貸住宅」を入居者に提供することを目的に「賃貸住宅品質表示推進運動(通称:ベターマーク推進運動)」を行なうことを、5月21日の機関決定を経て発表した。
 
 この運動は、ベターマークを表示することにより、民間の賃貸住宅の入居者が、施設面での統一した品質基準の情報を確認し、安心して住宅を選択できるのが狙い。住宅の安心性、快適性を住宅提供者が表示することにより、商品の価値が明らかになり、ひいては民間賃貸住宅全体の品質向上に貢献できるとしている。

 具体的には同運動の骨格である「欠陥住宅の撲滅」と「良質な賃貸住宅の提供」の2点のスローガンに対し、認定をしていく。
 前者については、建設、水道、排水、防災、設備、管理の6項目の条件を満たした住宅に「シルバー・ベターマーク」の認定を与え、生活するにあたっての最低限の安全と適正な管理が行なわれていることを確認。後者については、シルバー・ベタ-マークの取得を前提として、さらに、質と快適性を査定し、五段階評価の「ゴールド・ベタ-マーク」を認定する。

 これにより、入居者は、見えない部分の安全性や品質を認知することができ、家賃や外部環境等の条件を加味した上でより満足のいく住宅選びが可能になるとしている。

詳細は下記事務局まで。
 (社)全国賃貸住宅経営協会
  ベタ-マーク事務局
  東京都中央区銀座1-8-17
  TEL:03-3538-3377/FAX:03-3538-3378 
    


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