日本E.R.I.(株)の子会社である日本住宅ワランティ(株)は、「共同住宅10年瑕疵保証制度」の業務を 8月1日より開始する。
同社では品確法に対応した一戸建て住宅が対象の「10年瑕疵保証制度」を今年4月より開始しているが、今般、共同住宅を対象とする「共同住宅10年瑕疵保証制度」をスタートさせることで、居住用のほぼ全新築物件において同社の瑕疵保証制度の適用が可能となる。
同制度は登録会社が建築・販売する共同住宅を対象とし、日本E.R.I.による住宅性能評価を取得し、かつ追加瑕疵検査(防水検査)に合格した住宅に適用される。なお、住宅事業者(登録会社)倒産時の消費者保護を図るため住宅建設業者を二次的保証者とするなど、住宅事業者および消費者の双方に安心なシステムとなっているのが特長。
また、消費者が保証期間内に転売した場合は譲渡相手に同制度が継続適用されので、「中古物件の付加価値をあげるもの」になると思われる。