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国土交通省、日本住宅性能表基準に「空気環境」項目を追加

 国土交通省は31日、日本住宅性能表示基準・評価方法基準に室内空気中のホルムアルデヒド等の濃度の実測を表示する項目を追加し、8月1日に告示・施行する。

 今改正案は、居室内の空気中のホルムアルデヒド等の化学物質について検査機関において測定を行ない、その濃度と測定条件等を表示する「空気環境」を新たなる項目として加えるもので、この評価・表示を行なうかどうかは申請者の選択制とする。また、建設住宅性能評価のみを対象とし、設計住宅性能評価は対象外。
 なお、測定対象の化学物質は必須物質であるホルムアルデヒドのほか、選択制のトルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンの5種類。


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