日本ビルファンド投資法人は3日、不動産投資信託において東京証券取引所上場の承認第一号を取得したと発表した。
同投資法人は、中央三井信託銀行(株)、三井不動産(株)、日本ビルファンドマネンジメント(株)の3社が設立企画人となって設立されたもので、今年5月より資産運用を開始している。
同法人の資産は資産運用会社である日本ビルファンドマネジメント(株)により運営され、同法人は主たる用途がオフィスである建物及びその敷地から構成される不動産、並びにその不動産を裏付けとする有価証券及び信託の受益権その他の資産に投資することで、資産の着実な成長と収益の確保をめざした運用を行なう。
なお、同投資法人の設立企画人である三井不動産(株)は、今回の東証上場承認に際し、同社でも金融機関に準拠したコンプライアンス態勢の確立や、市場の拡大・発展に備えた体制整備を既に終えていると発表している。