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東日本レインズ、7月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は、首都圏における2001年7月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,135件(前年同月比7.8%増)、新規登録物件数は7,273件(同5.5%増)でどちらも2ヵ月連続で前年同月を上回る結果となった。また、成約物件平均価格は1,989万円(同▲3.8%)で、ここ5ヵ月は1,900万円台で推移している。
 戸建住宅の成約件数は1,029件(同0.6%増)、2ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録物件数は5,393件(同23.2%増)で、こちらは13ヵ月連続で前年同月を上回る結果となっている。また、成約物件平均価格は3,543万円(同▲6.1%)と3ヵ月連続の下落。しかし新規登録物件の平均価格は4,383万円(同▲4.2%)で、過去最低を更新した前月より1.5%の上昇を示した。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は6ヵ月連続で前年同月を下回る304件(同▲20.0%)。しかし成約物件の平均価格は3,520万円(同1.2%上昇)で、1999年12月以来、初めて前年同月を上回った。なおは6ヵ月連続で前年同月を下回る成約件数に対し、新規登録件数が2,129件(同22.1%増)と増加が目立つ結果となった。


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