(株）東急コミュニティーは7日、リフレッシュ工事部が受注した共同住宅の大規模改修工事においてISO9002の認証を取得した。
マンション管理組合会計業務においてISO9002、用賀事業所におけるビル総合管理業務でISO14001をすでに取得している同社は、昭和56年より建物改修業に本格的に取り組んでおり、首都圏だけでも年間約100件のマンション大規模改修工事を完工してきている。
しかし、景気低迷を背景としたゼネコン等の改修工事への参入の増加などの状況下、防犯・安全対策等のノウハウはもちろんのこと、単なる価格競争にならないよう、適切な改修工事の実施と資産価値向上のためISOの認証取得が必要と判断、今回の取得となった。
同社では今後、今回の取得対象の仮説足場を架けて施工する建物の外壁改修工事のシステムを設備改修工事にも応用し、工事業全体のレベルアップを図るとともに、復旧するための改修工事から、IT、高齢化、環境等に即した改良、改善工事への脱皮をめざしていく考え。