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つなぐネットコミニュケーションズ、「e-mansion」9月開始

 三菱地所(株)、東京建物(株)、丸紅(株)の3社により設立されたマンション向けブロードバンド通信会社の(株)つなぐネットコミニュケーションズ(東京都中央区、近藤龍社長)は、9月1日より既存分譲マンション向けのブロードバンドサービス「e-mansion(イー・マンション)」TMを開始する。

 新築分譲マンションでは入居時に高速のネット環境が用意されるケースが増えてきたが、全国350万戸以上の既存分譲マンションでは管理組合の合意が必要なこともあり、マンション全体での高速インフラの導入は難しく、棟内では単一なサービスしか選ぶことができなかった。
 同サービスは既存マンションのブロードバンド化に関する問題を解決するもので、各居住者はマンション毎に3つのサービスメニュー(HomePNA/VDSL方式:128kbps/1Mbps/10Mbps、 イーサネット方式1Mbps/10Mbps/100Mbps)から自由に選べるのが最大の特徴。
 また、設置工事等に関する全費用を同社が負担するとともに、サービスメニュー変更(アップグレード)に係る工事負担金も不要ため、管理組合や非利用者の費用負担は一切なく、導入後は利用者が月額利用料金を支払うのみとなっている。
 今後同社では既存・新築の大規模マンションを中心に導入を進め、2005年には60万世帯のユーザー獲得をめざす。


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