三菱地所（株）は10日、東京証券取引所が同日開設した不動産投資信託証券（REIT）市場において、ジャパンリアルエステイト投資法人が上場したのに伴い、下記のコメントを発表した。
同社取締役社長の高木氏は、「流動性を備えた投資口が市場で取引されることは、収益用不動産に対する投資家の裾野が広がることとなり、効率的な運用先を求める機関投資家の資金や個人金融資産の一部が不動産投資市場に還流する。収益を生む優良な不動産開発プロジェクトに対する市場の期待も高まり、都市再生の強力な後押しとなる」と述べた。
また、今後同社では不動産投資ファンド等に開発した優良な収益用不動産を供給すると共に、アセットマネジメント、プロパティマネジメント等の関連フィービジネスに一層積極的に取り組んでいくとしてといる。