不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

野村不動産、東京建物、新日本製鉄の3社JV、多摩川沿いにスーパー堤防一体型マンション建設開始

「シエルズガーデン」完成予想図

 野村不動産(株)、東京建物(株)、新日本製鉄(株)の3社JVは、スーパー堤防と一体のマンション「シエルズガーデン」(東京都大田区、総戸数486戸)の建設をスタートした。

 同マンションは、国土交通省が治水事業の中核に位置づけているスーパー堤防を活かして建設されるもので、約19,000平方メートル超の敷地に、大田区で最も高い超高層25階を含む住居棟4棟が建設される。スーパー堤防は、上部で通常の土地利用が行なえることを前提に盛り土し、機能をより強化する事業。それゆえ同マンションでは、現状より5メートル高い位置に堅固な地盤を造成し、一段高いステージから建物が立ち上がることとなり、低層階においても目の前をさえぎるもののない開放的な眺望・日当たりを確保することができた。
 なお、演出家・宮本亜門氏のスタイルで生活空間演出を仕上げた同マンションのモデルルーム・販売センター「シエルズガーデン マンションギャラリー」が10月6日にグランドオープン、10月下旬より第一期登録を受け付ける。
 竣工は2002年12月からで、2003年7月には4棟全てが竣工を迎える予定。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら