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住友不動産、14年3月期の業績予想を上方修正

 住友不動産(株)は、5月の決算発表時に公表した平成14年3月中間期(平成13年4月1日~平成13年9月30日)の業績予想(単独)を上方修正した。

 今回の修正により平成14年3月中間期の単独業績予想は、売上高1490億円(従来予想1490億円)、経常利益90億円(従来予想60億円)、当期純利益45億円(従来予想35億円)へと修正された。
 また同期連結業績予想についても、経常利益15億円(従来予想13億円)、当期純利益65億円(従来予想60億円)へと修正された。

 修正の理由として同社は、売上高については東京のオフィスビル市場が堅調に推移したほか、分譲マンション事業・ハウジング事業においても完成、引渡が順調に進み、ほぼ当初業績予想通り確保できる見通しとなった。また、粗利益率が原価削減により改善しており、営業利益が当初業績予想対比10億円程度増加する見込みとなったほか、金融緩和継続による金融収支の改善、その他営業外収益の増加、費用の減少等により、営業外損益も20億円程度改善する見込みとなった、としている。
 なお、最近の株式市場の影響を受け、投資有価証券評価損が発生する可能性が出てきたため、特別損失を10億円程度見込むとも併せて発表した。


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