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東京都、豊洲地区再開発事業の方針を策定

 東京都は10日、江東区豊洲地区の再開発事業につき、魅力的なまちづくり推進のための指針となる「豊洲1~3丁目地区まちづくり方針」を策定した。

 都では、水辺や都心に近接した同地区を今後のウォーターフロント開発のモデルおよび都市再生に資するものとし、民間によるまちづくりを誘導していく考え。
 具体的には、ITや新エネルギーなど次世代型の産業・業務を立地し、就業人口約33,000人程度の産業ビジネスエリアとして整備するほか、造船所を含む同地区の親水性を活かし、居住人口約22,000人を予定する高品質な居住エリアも整備する予定。公共施設等についても、豊洲橋拡幅による交通ネットワークや、安全な歩行者ネットワーク、海上公園・豊洲公園(移設)等の公園および緑地の整備などを行ない、同地区を東京の新たな観光スポットへと整備していく。
 今後は、2002年度に港湾計画の変更に引き続いて、都市計画手続きを開始し、2005年度の新交通ゆりかもめの豊洲駅延伸に合わせ、一部まち開きをめざす。
 なお同指針は、以下において閲覧可能となっている。

東京都都市計画局ホームページ(http://www.toshikei.metro.tokyo.jp/)
(10月中旬より閲覧可能)
■都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)、都市計画局(都庁第二本庁舎21階中央)窓口


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