積水ハウス(株)は、都市型高級賃貸住宅「βLABO(ベータ・ラボ)」を10月20日(土)より、3階建てにも対応可能な木造戸建て住宅「M’axio(マキシオ)」を11月1日(木)より、それぞれ発売する。
入居者の視点を重視し開発された「ベータ・ラボ」は、東京圏を主要ターゲットとしたメゾネット型のテラスハウス。同社独自の3階建て住宅構法「βシステム」を採用などにより、優良な賃貸住宅不足が叫ばれている都心において、余裕のある都市生活者を意識し、SOHOやアトリエなどにも対応できる戸建て感覚の商品となっている。
また、同社ではグループ会社の積和不動産(株)と提携し、インターネットを利用した会員制の新しい募集形態「βLABO CLUB(http://www.sekiwa.co.jp/labo)」(11月8日よりオープン)を採用し、これにより集めれた入居希望者データや意見をもとに、オーナーへの建築提案を行なっていく。同システムは、オーナー側にとっても入居者確保が容易などのメリットがある。
価格は1坪あたり53万円からで、当面は東京圏を中心に月30棟の販売をめざしている。
「マキシオ」は、近年の3階建のニーズの高まりと木造住宅志向層の増加をうけ開発された、シャーウッド(木造軸組)構法初の本格的木造3階建住宅。変型敷地や斜線制限などといった都市環境におけるさまざまな制約の中、従来の500ミリメートルのモジュールに加え、バルコニーや葺き下ろし屋根・開口部等に250ミリメートルのサブモジュールを導入することで、設計に自由度と敷地対応力をもたせた。また、3階建にありがちな閉鎖的プランではなく、オープンなリビング階段や吹き抜けを多く採用することで、開放的なプランを実現している。
価格は1坪あたり53万円より、全国で月50棟の販売をめざすとしている。