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ナショナル住宅産業、「平成14年3月期中間決算短信」発表

 ナショナル住宅産業(株)は29日、「平成13年9月中間期の業績(平成13年4月1日~9月30日)」および「平成14年3月期(平成13年4月1日~平成14年3月31日)」の業績予想を発表した。

 平成13年9月中間期の連結業績は、売上高1,280億8,200万円と前年同期比1.7%増となったものの、営業利益▲52億8,900万円、経常利益▲55億3,000万円、純利益▲57億8,800万円と損失が目立つ結果となった。
 単体業績では、売上高777億9,800万円(前年同期比▲12.2%)、営業利益▲21億3,700万円、経常利益が23億900万円、純利益▲18億5,800万円とすべてにおいて損失を計上した。
 今回発表した業績に対し同社は、連結については、戸建て住宅市場において、新商品を投入するという積極的に事業展開と、連結範囲の変更等などにより前期比1.7%増となったものの、住宅システム部材の売上げ減少幅が大きく、損益面での損失につながったとしている。
 
 なお通期の見通しについては、戸建て、集合住宅へのさらなる注力、リフォーム事業や外溝造園事業などの住宅周辺事業などを積極的に展開することにより、連結業績で売上高2,580億円、経常利益▲80億円、純利益▲87億円、単体業績で売上高1,560億円、経常利益▲25億円、純利益▲21億円を見込んでいる。


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