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住林、富士山で植林ボランティア活動と写生コンクールを実施

10月21日写生大会のようす

 住友林業(株)は、1996年9月の台風17号の影響で倒木の被害を受けた富士山2合目の国有林において、ボランティアによる植林活動を行なうとともに、写生コンクールを実施した。

 同活動は富士山「まなびの森」プロジェクトと称し、1998年4月に活動を始めて以来毎年春・秋に各2回計年4回行なわれている。今秋は10月21日に行なわれ、活動は通算15回目となった。
 当日の活動には地元の学校を通じて募集した小中学生や一般公募した地元の一般ボランティアなど113名が参加し、ブナ・ケヤキ・ミズナラなどの広葉樹を植林。その後、地元の小中学生35名を対象に絵画教室が開かれ、参加者は水彩絵の具やクレヨンなどを用いて「まなびの森」の風景を描いた。写生コンクールの出品作品の審査は11月14日に行なわれ、作品は富士宮市内の公共施設や同社住宅展示場に展示される予定。
 小中学生と地元の一般ボランティアたちがヒノキ林の枝打ち活動を行ない、鬱蒼としていた林内は奥の方まで見通しが利いて明るくなり、同社では今後も小中学生などの植林体験や、植林地の補植・育林作業を継続して行なうほか、自然観察会などの環境教育活動を中心に社会貢献活動を実施するとしている。


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