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三井ホーム、「2002年3月期中間決算」発表

 三井ホーム(株)は15日、「2002年3月期中間決算短信」を発表した。

 当期単体業績の売上高は612億9,400万円(前期比▲13.8%)、営業利益が▲50億3,500万円、経常利益が▲46億7,000万円、当期純利益が▲27億5,800万円となった。
 当期連結業績(対象22社)の売上高は960億8,700万円(前期比▲9.7%)、営業利益が▲59億4,100万円、経常利益が▲62億1,600万円、当期純利益が▲41億6,300万円となった。
 当期経営成績の要因として同社では、主力の建築請負事業で期首受注残が大幅に減少したことなどをあげている。また中間配当については、1株7円となっている。
 通期見通しについては、5月21日の決算発表時の通期予想を下方修正し、単体で売上高1,475億円(従来予想1,710億円)、経常利益▲45億8,000万円(従来予想25億円)、当期純利益▲27億9,000万円(従来予想11億5,000万円)、連結で売上高2,220億円(従来予想2,450億円)、経常利益▲49億5,000万円(従来予想37億円)、当期純利益▲38億5,000万円(従来予想15億円)を見込むとした。
 修正の理由として同社は、雇用や所得への不安感からくる消費者の購買意欲の停滞や景気の悪化による影響をあげており、今後も厳しい状況が続くとしている。


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