国土交通省総合政策局は11月30日、2001年10月分の「建設工事受注動態調査(大手50社調査)結果」を発表した。
これによると受注総額は8,409億円で、対前年同月比4.0%減と2ヵ月連続の減少となった。なお国内では、公共工事は減少、民間工事は増加した。合計受注額は8,126億円で、対前年同月比5.7%減とこちらも2ヵ月連続の減少となった。
民間工事は5,266億円、同5.8%増と増加に転じ、そのうち製造業は同▲30.3%と4ヵ月連続の減少を示し、非製造業では同18.6%増とこちらも増加に転じた。
公共工事は、2,435億円、同▲23.7%となり2ヵ月連続の減少となった。うち国の機関では同▲12.96%でこちらも2ヵ月連続の減少となり、地方の機関では▲34.2%と4ヵ月連続の減少となった。
海外工事は283億円、同96.0%増で再び増加となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html)にて閲覧可能。