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関西電力、ビル管理に特化した新会社を設立

 関西電力(株)は3日、関電産業(株)、関電不動産(株)、(株)宇治電ビルディングと共同で、建物管理会社「関電ビルマネンジメント(株)」(大阪市中央区、資本金:5,000万円、代表取締役:森誠氏)を設立したと発表した。

 新会社は、グループ不動産事業をより効果的に行なうことを目的に、関電産業のビル管理部門を分社化する形で設立されたもの。ビル管理業務に特化した会社として、ビルの設備管理、清掃、警備といった業務を総合的に請け負い、ビル管理コストの低減、サービスの向上をめざす。
 当面は関電産業が管理する同社の本支店ビルなど35棟を管理していくが、今後はグループのビルについても一元管理化の方向で検討、外販獲得もめざすとし、将来的には住宅管理も含めた総合建物管理会社への事業拡大を図っていく方針。なお年間売上げは約30億円を見込むとしている。


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