三菱地所(株)は6日、同社退職者による自主的なボランティアサークル「三菱ゆうゆう倶楽部」の設立総会を同日開催した。
同社は、今年が国連提唱の「ボランティア国際年」であることを機に、退職後の生活の精神的充実を図るためのボランティアサークル設立をOB・OGに呼びかけたところ、200名以上の賛同を得ることができ、設立に至ったとしている。なお、同倶楽部は自主的に運営され、社会貢献活動を通じ、現役社員や地域社会と交流する際の母体ととなることをめざし、活動を行なう。
なお、同社は現役社員を対象としたボランティア休暇制度を今年6月に新設しているが、退職者有志によるボランティアサークル設立が現役社員の積極的な社会参加への啓発となることを期待し、今後は社員向けに提供している各種ボランティア情報をサークルにも提供し、相互の交流を深めていく方針としている。