住宅関連情報提供サービスの(株)リビングファーストは12日、近畿圏で住宅情報誌を発行するライフインプロデュース(株)およびWEB関連システムの開発を行なう(株)ネットキャストの2社と、2002年2月1日に合併すると発表した。
リビングファースト社はこれまで、会員数2万人、登録サイト5,000社の住宅不動産専門のポータルサイト「Living1st」と、インターネットを活用した住まい探しを提案する雑誌「vita web」との融合を図ってきたが、合併後は3社の「システムインフラ」「営業インフラ」「各種ノウハウ」を共有することにより、同サイトを充実させるとともに「顧客管理支援」「販売管理支援」など不動産会社への各種支援サービスを強化するとしている。
なお、今後は現ネットキャスト本社を横浜システムセンターとして活用し、Webインフラの強化を図る。また、現ライフインプロデュース本社を大阪支店として活用し、「Living1st」での近畿圏住宅情報を充実させ、2年後にフランチャイズ展開を予定している。また、各種サービス内容の拡充と規模拡大を図り、2002年5月期決算での株式公開をめざす。