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穴吹工務店、宮城県仙台市とひたちなか市で初の自社分譲マンションを着工

 (株)穴吹工務店は、仙台市で「サーパス上杉」(仙台市青葉区、総戸数32戸)、ひたちなか市で「サーパス青葉町」(茨城県ひたちなか市、総戸数48戸)をそれぞれ着工する。

 仙台市進出第1号となる「サーパス上杉」は、JR仙台駅・北仙台駅および地下鉄北仙台駅より徒歩圏の好立地に位置する。
 住戸はロードヒーティング、床暖房、ペアガラスなどの寒冷地仕様を採用しているほか、フルフラット床や手すりを備えた浴室など、高齢者にも優しい設計となっている。販売開始は2002年6月、竣工は2002年11月中旬の予定。
 東北地区に関し同社は、今後は青森を除く東北5県でのマンション事業を拡大し、2003年度には合計400戸~500戸の売上戸数を目標とする。

 また、今までファミリー向け分譲マンション供給のなかったひたちなか市で、初の分譲マンションとなる「サーパス青葉町」は、同市内でも利便性がよく、人気の高い青葉町に位置する。全戸南向きで、住民同士のコミュニティスペースの確保や宅配ボックスの設置、24時間換気システムの採用、などで暮らしやすさを追求した。竣工予定は2002年10月下旬。
 同市では、今後の供給予定も同物件のみになっているが、同社では、良好な立地・住環境でのマンションの潜在需要は必ずあると判断し、マンション市場をリードしつつ、需要を見極めた上で継続的に供給を進めていくとしている。


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