(財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は、首都圏における2001年12月の不動産流通市場の動向を発表した。
これによると中古マンションの成約件数は1,940件(前年同月比▲6.4%)と、4ヵ月ぶりに前年同月を下回った。また、新規登録物件数は6,093件(同▲0.3%)で4ヵ月連続で前年同月を下回った。なお、成約物件平均価格は1,984万円(同▲1.6%)で、前月比では2ヵ月連続の上昇。
戸建住宅の成約件数は962件(同3.2%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録物件数は4,565件(同13.5%増)で、18ヵ月連続で前年同月を上回っている。また、成約物件平均価格は3,437万円(同▲8.0%)と2ヵ月連続で3,400万円台となった。新規登録物件の平均価格は4,290万円(同▲4.7%)と、4,300万円台を割った。
土地(100~200平方メートル)の成約件数は11ヵ月連続で前年同月を下回る262件(同▲11.2%)。成約物件の平均価格は3,190万円(同▲9.8%)。また、新規登録件数は1,716件(同6.3%増)と増加率は22ヵ月連続で前年同月を上回ったが、1平方メートル当たり単価は23.40万円(同▲7.0%)となった。