藤和不動産(株)は23日、「千田町アインスタワー」(広島市中区、総戸数111戸)の第1期分33戸を1月26日より販売開始すると発表した。
同物件は、同社が2000年10月より展開中の「ミレニアムプロジェクト」広島エリア第一弾物件。広島市中心部の八丁堀・紙屋町にほど近いにもかかわらず、広島大学跡地や千田公園など豊かな緑あふれる好環境に立地している。
また、総合設計制度(※)を採用したことにより、ゆったりとした公開空地を設けたほか、敷地配置、建築設計、外構設計、植栽計画および照明演出など、総合的なランドスケープデザインを展開しているのが特徴。
なお、建築デザイナーには船田研究所主宰の船田徹夫氏を起用。季節感に包まれるよう配置した植栽とダイナミックかつシンプルな建物により、自然と建物の融合をめざすザインコンセプト「都市の新たな可能性と魅力を感じられる場所」を表現している。
住戸専有面積は64.97~94.76平方メートル、間取りは2LDK~4LDK、価格(第1期販売分)は2,470万~5,040万円となっている。竣工は2003年3月中旬予定。
※ 総合設計制度
都心居住の推進と景観の向上を目的に十分な広さの公開空地を設けることで、容積率や高さの制限などの規制措置が緩和されるもの。