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エス・バイ・エル、ニーズ特化型2商品を新発売

「エス・バイ・エル 免震の住まい」

 エス・バイ・エル(株)は29日、戸建て免震住宅「エス・バイ・エル 免震の住まい」と建売り市場向け専用住宅「エス・バイ・エルDX」のニーズ特化型2商品を、2月1日より発売すると発表した。

 戸建て免震住宅「エス・バイ・エル 免震の住まい」は、同社が清水建設(株)、東海ゴム工業(株)、東京大学、防災科学技術研究所と共同で開発した、低価格で免震効果の優れた免震システム「ハイ免震」を搭載した商品。小さな地震にも効果を発揮する高い免震性能を持つ同システムは、同社の実大振動実験の結果でも、2階床面での応答加速度を非免震住宅の約5分の1に低減。阪神淡路大震災規模の入力加速度の場合でも、室内部分の損傷はまったく見られなかった。
 価格は3.3平方メートルあたり54万円台(50坪タイプ)、当面は静岡県限定の販売となる。

 「エス・バイ・エルDX」は、デベロッパー・不動産関係者に販売を限定した建売り市場向け専用住宅。同社では木質パネル一体構法における徹底したコストダウンのノウハウを活かすとともに、3棟以上の「集約契約、集約建築」を前提とした販売システムにより営業経費や建築現場経費の軽減を図り、建築本体価格の一層の低減に反映させた。
 価格は3.3平方メートルあたり36万円台(28坪タイプ)。販売地域は同社直販地域全域とし、年間500棟の販売をめざす。


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