大和ハウス工業（株）は30日、都市部市街地向けの鉄骨系3階建て住宅「ソフィスリー」を、2月1日より発売すると発表した。
「ソフィスリー」は、3階建て戸建て需要の中で、もっともニーズの高い市街地部向けの鉄骨系3階建て住宅。市街地特有の斜線制限など厳しい法規制に対応すべく、3種類の下屋システムやハーフモジュールシステムなど、限られた土地を最大限に活用できる工夫を取りそろえている。
外観は、カーヴィング柄の外壁面材の採用や、多彩な屋根形状、下屋によるメリハリのある建物シルエットなどにより、都市型戸建てにふさわしくスタイリッシュなデザイン。屋上緑化システムの提案も行なっており、屋上部分をプライベートガーデンとして活用することできるほか、標準仕様において「次世代省エネルギー基準」をクリアしており、大手プレハブメーカーではトップクラスの断熱性能や換気性能、気密性能を実現させた。
価格は、3.3平方メートル当たり、49万円台からで、販売エリアは、北海道、沖縄、公庫断熱?地域を除く全国。同社では初年度の販売目標を600棟と見込んでいる。
なお、同商品の開発により、同社の3階建て住宅商品は、より中心市街地に向けの高性能重量鉄骨住宅「ルミネックス3」、都市近郊向けの小屋根利用軽量鉄骨住宅「ニューユトリエ3」の3商品がそろったことになる。そのため同社では、立地特性を生かした商品配置を行ない、都市部における販売拡大を図っていく考え。