住友不動産(株)、住友商事(株)、住金興産(株)の3社は20日、神戸市東灘区住吉本町の住友本邸跡地において、分譲マンション「レジデンスコート住吉本町」(総戸数203戸)を6月より販売開始すると発表した。
同事業は、阪神地区を代表する高級住宅街において象徴的存在であった故・住友吉左衛門友純氏(住友本家第15代当主)の本邸跡地を開発するもので、総開発面積13,591.96平方メートルの敷地に地上18階建てなど計5棟を建設、今月中に着工する予定。
なお、同敷地は最大高さ3メートルの石積み擁癖に四方を囲まれた趣のある立地であることから、敷地内に残された石積み擁癖や樹木などを可能な限り保存・活用し、趣の異なる6ヵ所の庭園を設け、それら庭園に囲まれるように5棟を配置する。
また、土地柄として防犯・防災対策の強化を図るため、敷地外周部や地下駐車場等に防犯カメラ計25台を設置し、棟内の防犯センターで24時間・365日監視・コントロールを行なう。そのほか、居住者向けサービスとして「コンシェルジュ」の専任スタッフを配置し、ホテルライクな各種サービスなどを提供する。
住戸専有面積は76.16~204.36平方メートル(予定)、間取りは2LDK~4LDK、最多販売価格帯は5,000万円台となる予定。竣工は2003年末の予定。