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アットホーム、1月の売物件市場動向を発表(首都圏)

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が28日に発表した、首都圏における1月の売物件の物件登録数、登録価格、成約数、成約価格は以下の通り。

 物件登録数は、中古マンションは1,973件で、前年同月比▲17.2%と14ヵ月連続のマイナス。一方、新築戸建は5,486件で、同16.6%増と23ヵ月連続のプラスとなった。
 首都圏平均の中古マンション登録価格は、1平方メートルあたり32.73万円、同▲6.4%と58ヵ月連続のマイナスとなり、過去最低。1戸あたりの首都圏平均価格は1,996万円で、同▲8.0%と12ヵ月連続のマイナスとなった。
 居住用土地登録価格の首都圏平均は、同▲10.2%の1平方メートルあたり19.63万円。戸建て住宅の登録価格数の首都圏平均は、新築で1戸あたり4,039万円(同▲7.0%)と下落し、過去最低となった。一方中古については3,385万円、同▲4.1%の下落となった。
 中古マンションの物件成約数は583件、同▲11.3%と17ヵ月連続減となった。
 新築戸建ての成約数は、1,238件で、同28.6%増と18ヵ月連続のプラス。中古は428件で、▲同11.0%と3ヵ月連続のマイナスとなった。
 また首都圏平均の物件成約価格は、中古マンションでは1平方メートルあたり29.77万円で、同▲7.6%と22ヵ月連続下落。1戸あたりは1,780万円、同▲6.0%と12ヵ月連続の下落となった。
 戸建て住宅の1戸あたりの首都圏平均物件成約価格は、新築で4,051万円、同▲5.5%と13ヵ月連続のマイナスとなった。中古は2,609万円(同▲9.0%)と4ヵ月連続のマイナスとなった。


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