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アトラクターズ・ラボ、ネットで「マンション評価結果」を公開

 マーケティングおよびマネジメントを基幹業務とするアトラクターズ・ラボ(株)(所在:東京都千代田区、代表取締役:沖有人氏)は8日、同社ホームページ(http://www.a-lab.co.jp/)のコンテンツ「首都圏住宅情報」において、購入者サイドに立って物件評価した結果の無料公開を開始した。

 同サイトでは、「マンション分譲事業者の株価一覧」「東京23区別の地価」「事業主別割高・割安ランキング」など各種データを定期更新しているほか、「沿線・駅別住宅相場」やマンション購入予定者向けの「メールマガジン配信」など、住宅取得の際に役立つ情報を多数掲載している。
 今回新たに開設された「物件評価」コーナーは、同社配信のメルマガでリクエストがあった首都圏物件について同社が独自に調査・評価したもので、評価項目を建物・立地・事業者に大別し、建物は専用・共用、立地は駅・街、事業者は売主・管理・施工に区分する。各区分は購入者にわかりやすいよう20項目分け、各項目をそれぞれ5点満点(計100点満点)で評価する。また、同社では標準点を60点と設定したが、公開第一弾物件の「Wコンフォートタワーズ」(江東区東雲、総戸数1,149戸、売主:三菱地所他)は計83点、「ニュートンプレイス」(江東区塩浜、総戸数989戸、売主:有楽土地他)は計81点と、いずれも高得点となった。

 なお、同社では今後も大規模物件を中心に同一基準の評価を行ない、第三者評価機関としての知名度向上を図るとともに、インターネット利用による物件来場者の意見を収集した評価も合わせて公開する計画。
 また、同サイトでは評価物件のリクエストを受け付けており、評価結果は随時公開するとしている。


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