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ジェイハウス、キュービック工法商品とJL構法採用3階建て商品を発売

 全国12社の加盟店で工業化住宅JL(ジョイントロック)工法による住まいを提供しているジェイハウス(株)(東京都台東区、樋口裕彦社長)は、3月1日より、JL工法採用の都市型3階建て住宅「ビューステージI・CONPACT」の新発売と、同社開発のキュービック工法による「住む人と共に成長する家 Life Stage」の本格販売を開始すると発表した。

 JL工法とは同社独自の特許工法で、工場で製作した大型の外壁パネル、内部壁パネル、屋根パネル、床パネルを現地でジョイントロックする2×4工法のこと。同工法を採用した「ビューステージI・CONPACT」は、木造3階建て住宅で、隣家との隙間が400ミリメートルでも施工が可能、また外壁に大型両面構造用パネルを標準採用することで、都市部の交通振動や騒音等による揺れや雑音を低減させた都市向けの商品。また、階段、浴室、物入れ等を除く1、2階の床面へ遠赤外線床暖房を標準採用したことや、標準35日という大幅な工期短縮を実現させたことも特徴となっている。
 価格は3.3平方メートルあたり50万円から(首都圏地区標準本体価格、延べ床面積76.46平方メートル・1、2階全面床暖房取り付けの場合)で、初年度100棟の販売をめざす。

 一方、キュービック工法とは、JL工法を発展させ構造材に2×10を使用した大型パネルを立ち上げる工法で、パネル内部は構造材を室内全面壁収納として利用できる。今回本格展開を図る「住む人と共に成長する家 Life Stage」は、従来のJL工法による商品よりも坪単価にして約10~15万円安い延べ床面積40坪弱で1,000万円以下(首都圏価格)としており、ターゲットである30代の第1次取得層にとって手頃な価格設定としている。また、ユーザーの「こだわり」を重視し、建築当初の吹き抜けの広いリビングを将来は簡単壁パネルキットを設置して2階部分に子ども部屋をつくるなどの間取り変更も可能としている。
 販売エリアは、北海道と沖縄を除く全国で、100棟の販売をめざす。


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