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ミサワホーム、「M-Wood2」が再生有機系建材認定基準の第1号認定を取得

 ミサワホーム(株)は、100%リサイクル新素材「M-Wood2」が、再生有機系建材技術認定を日本で初めて取得したと発表した。

 再生有機系建材技術認定とは、国土交通省の外郭団体である(財)日本建築センターが行なう新建築技術認定の一つ。再生有機系建材は、「廃木材・廃プラスチック等の有機系再生原料を用いた有機系建材」を意味し、ライフサイクルの各段階において、廃棄物対策・資源の有効活用等、環境負荷の低減に寄与できるかどうかを基準としている。
 「M-Wood2」は、この基準に対し、環境負荷評価の27項目を満たし認定第1号となった。第三者機関による評価を得たことで、材料の基本性能のほか、環境負荷の低減への寄与が公に認められたことになる。同社では、同商品を単なる外装材ではなく、2001年4月に施行されたグリーン購入法に基づく、グリーン調達への指定品目をめざすとともに、生産プラントを全国規模に広げていく方針。


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