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ラサール インベスト マネジメント インク、オフィスビルとマンションを取得

 米国シカゴに本社を置く不動産投資運用会社のラサール インベスト マネジメント インク(リン・サーバー経営最高責任者)は1日、東京都目黒区内のオフィスビル「目黒山手プレイス」および同豊島区内のマンション「ソルシェ目白」(総戸数158戸)の2物件を取得したと発表。

 全世界で227億ドル以上の運用資産残高を有する米国最大のREITマネージャーの同社が、今回取得に成功した「目黒山手プレイス」は、2002年2月に竣工した地上10階建て、延べ床面積6,800平方メートルのオフィスビル。60%を(株)ジョイント・コーポレーションが本部として利用し、40%はIT関連および広告企業などが入居する予定。
 一方、「ソルシェ目白」は、住居戸数158戸、延べ床面積約17,500平方メートルの高度なセキュリティを備えた複合賃貸マンション。下部には店舗も入居し、駐車台数は110台の収納が可能。
 日本での事業拡大の方針を明らかにしている同社は、さらなる物件の取得も進めており、ファンドに加えJ-REITへの投資も検討中としている。また、日本の機関投資家の国内、海外不動産への分散投資のアドバイス等も行なっていく方針で、今後2年の間で、日本における急速な事業拡大を狙う。


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