国土交通省は29日、平成12年度実績分の建設工事施工統計調査を発表した。
これによると、建設工事の実績があった業者数は、298,030業者（対前年度比▲2.6％）、経営組織別では個人が60,747（同▲9.3％）、法人は229,057（同▲0.7％）となった。
完成工事高では、建設工事完成工事高が117兆3,059億円（対前年度比▲0.8％）、元請完成工事高が70兆4,882億円（同▲0.1％）、下請完成工事高は（同▲1.7％）となった。
元請完成工事高の発注者別では、民間発注工事が42兆6,097億円（同▲0.1％）、官公庁発注工事は27兆8,785億円（同▲1.8％）となり、工事種類別では土木工事が24兆2,042億円（同0.4％）、建築工事が39兆572億円（同▲2.4％）、機械装置等工事は7億2,268億円（同11.8％）で増加となった。また業種別では、総合工事業が55兆7,548億円（同0.3％）、職別工事業が2兆9,782億円（同7.0％）、設備工事業は11兆7,552億円（同▲3.7％）で減少となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ（http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html）にて閲覧可能。