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【編集部取材】日住協、「第2回優秀事業表彰」受賞作品を発表

優秀事業者賞を受賞した「アルファグランデ八千代中央」(スターツ)

 (社)日本住宅建設産業協会は、良質な住宅供給および住環境整備を目的に行なっている優秀事業表彰の第2回受賞作品を発表した。

 同賞は、戸建分譲住宅部門、中高層分譲住宅部門、企画・開発部門など5部門に分かれており、第2回目となる今回は、16社より計21物件の応募があった。審査委員会では全応募物件に対し、書類選考および現地調査を実施したうえで選考を行なっている。その結果、優秀事業賞に(株)スターツ「アルファグランデ八千代中央」(中高層分譲住宅部門)、(株)細田工務店「グローイングスクエア武蔵野・府中」(戸建て分譲住宅部門)、(株)中央住宅「デザインセンター」(企画・開発部門)など計9物件を選出し、5月21日の総会において表彰する。
 なお、最優秀事業賞については、昨年に引き続き該当物件はなしとしており、審査委員は「やはり最優秀事業者賞というのは、他の物件より突出した画期的な物件でなければならない」と今後への期待を述べた。
 また、優秀事業賞の9物件を含む今回の応募作品については、「21物件とも粒よりの物件で、平均よりも1ランク上の作品が揃っていた。その中で優秀事業賞に選ばれた9物件は、その1ランク上をいく物件であった。今年の傾向としては、建築基準法や都市計画法などの規制緩和を的確とらえ、うまく利用している物件が多く、また品質に対する向上意欲が感じられるものばかりであった」と感想を述べた。


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