国土交通省総合政策局は10日、2002年2月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると建設工事受注高は3兆8,266億円で、対前年同期比▲20.5%となった。そのうち元請受注高は2兆5,436億円(▲18.1%)で、下請受注高は1兆2,830億円(▲24.8%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆313億円(同▲19.3%)、民間等からの受注高は1兆5,123億円(同▲17.4%)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同▲19.0%の9,950億円。うち国の機関からは4,411億円(同▲6.7%)で、地方の機関からは5,539億円(同▲26.7%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は1,910億円(同▲18.2%)となった。建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は4,311億円で(同▲15.9%)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)からも閲覧可能。