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住友林業、ウイスキー樽材を内装に使用した限定商品を発売

「SUPER NATURAL500 OAK」の内装イメージ

 住友林業(株)は、サントリー(株)のウイスキー樽材を床材として再生しフローリングに採用するなど、オーク材を内装にふんだんに使用した木造注文戸建て住宅「SUPER NATURAL500 OAK」を、500棟限定で4月18日より発売する。

 同商品では、サントリー(株)より役目を終えたウイスキー樽材の供給を受け、同社で床材として加工、「ピュアモルト・フロア」と名付けて全居室のフローリングで採用する。ウイスキー樽材の採用については、長期保存が可能で液体漏れを防ぐべく、樹齢100年を超えるオーク木から柾目取りした材だけが使われていることおり、質の高い建材であるため。また、50年から70年にわたり貯蔵・熟成を繰り返してきた風合いは、落ち着きや上品さを感じさせる効果もあるという。
 環境配慮の点からも、樽材の用途を広げたいサントリーと「環境保全」を経営方針に掲げる同社の姿勢が合致、今回のコラボーレーションの実現となった。なお、価格は3.3平方メートルあたり50万円台からで、500棟限定の発売となる。


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