(株)不動産経済研究所は15日、首都圏および近畿圏の「2002年3月度マンション市場動向」を発表した。
それによると、首都圏における新規販売戸数は10,815戸(対前年同月比▲0.04%、対前月比14.5%増)、契約戸数は8,653戸、契約率は80.0%(同▲2.3ポイント、同2.6ポイント増)で、一戸当たりの平均価格は4,122万円、分譲単価は1平方メートル当たり51.0万円であった。翌月繰越販売在庫数は9,648戸で、前月末に比べ390戸の増加となった。
近畿圏における新規発売戸数は6,231戸(対前年同月比67.3%増、対前月比31.9%増)、契約戸数は4,596戸、契約率は73.8%(同▲3.1ポイント、同3.8ポイント増)で、一戸当たりの平均価格は3,318万円、分譲単価は1平方メートル当たり41.2万円であった。継続販売在庫数は6,819戸で、前月末に比べて533戸の増加となった。